Blog of MASUYA
Bread and Wheat Creation Press Journal

スタッフのおすすめパンブログ第93弾 「フランスパン」

December 22, 2016

皆さんこんにちは。

今回ますやパンブログを担当させていただくボヌール店製造スタッフです。

 

私が今回紹介する商品はフランスパンです。

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ひとくちにフランスパンと言っても形や重さ、長さによって呼び名が違ってきます。ボヌール工場で製造しているのは「バゲット」「バタール」「クッペ」の3種類です。

これらは毎日お昼前に焼き上がり、ボヌール店・本店・トラントラン・音更店に振り分け配送され店頭に並べられます。

 

生地はパンを作るために不可欠な材料の小麦粉、イースト、塩、水の4つとイーストの餌となるモルトを混ぜシンプルな配合で作られています。モルトの役割はパンを膨らみやすくしたり、焼き色をつきやすくするなどがあります。

 

フランスパンといえばクープ(切れ目)でパンの良し悪しが決まるとされています。

クープを入れる意味は、パンを窯入れした時に切り口から大きく盛り上がってボリュームのあるパンに焼きあがるからです。

見た目はもちろん味にも影響すると言われており、キレイなクープを入れると中身のモチモチとした部分の気泡が大小さまざまになり美味しいパンになります。

その日の気温や湿度、生地状態によって深さや入れ方を変えなければならなく、難しい工程ではありますが、その分うまく焼きあがった時は本当に嬉しいです!!

 

他のパンに比べて大きく長くて硬いと扱いにくいイメージのあるパンですが、味がシンプルなため色んなアレンジのきく万能なパンでもあるのです。スープに浸して食べたり、サンドイッチにしてみたりなどアイデア次第で毎日食べでも飽きないパンです。

私のオススメの食べ方は焼きたてのフランスパンのクラム(中身)とクラスト(外皮)を食べ比べる食べ方です。"十勝産小麦"をより深く味わうことができます。

ボヌール店のお昼頃が一番焼きたてフランスパンをご購入して頂きやすいタイミングです。

 

是非、フランスパンをご購入して頂いた際には、皆様独自のアレンジ方法を編み出してみてはいかがでしょうか!?