スタッフのおすすめパンブログ第101弾 「ボヌールマスヤのバターロール」
February 23, 2017
みなさんこんにちは!
今回からは入社2年目社員がパンブログを担当します。
私がご紹介するパンは『ボヌールマスヤのバターロール』です!
ボヌールのバターロールは、「キタノカオリ、春よ恋、きたほなみ」の3種の十勝産小麦を使用しています。
ふわふわもっちりの食感と、やさしい甘さが老若男女のお客様に親しまれています。
単体でももちろん美味しいのですが、ボヌールマスヤではバターロールの生地を使用した調理パンが多数販売しています。コロッケパンやチキチキ南蛮、焼きそばパンなど・・・様々な姿で販売されています!
先日、機会があり、量販店のコロッケパンとボヌールのコロッケパンの食べ比べをしたのですが、何より驚いたのはパンの口どけのよさと甘さの違い!
ボヌールのコロッケパンは思い切りかぶりついても歯切れがよく、更に口の中でパンがコロッケとなじんで消えていく…という食感に驚きました。
新しいますやのバターロールの魅力に気づくことが出来た瞬間でした!
ますやのバターロールが注目され始めたのは、平成2年。今からちょうど27年前の十勝毎日新聞で一面広告に掲載されました。
この時、初めて「北海道産小麦を使ったますやのパン」として『バターロール』が紹介されたのです。
当時はまだ十勝産のパン用小麦は作られておらず、弊社二代目社長が農家さんと共に「十勝産小麦で行うパン作り」に挑戦しだした時期です。
この新聞記事に掲載されたバターロールを作ったパン職人がまだ現役で働いています!
現在ボヌール工場で製造を担当している小野寺義雄さんです!なんと勤続30年。
小野寺さんは二代目社長から直々に依頼を受けて、バターロール作りに取り組んだそうです。当時のお話をお聞きしました。
「北海道産小麦と言えども現在のようなパン用の強力小麦では無かったため、パンの形にするまでにはかなり苦労しました。この新聞記事が出たことで、二代目社長にも喜んでいただけて、この記事のコピーが店内中に貼られていました。この記事を見たお客様が道内に留まらず、東京からも来て喜んで買っていく姿を見て、嬉しく誇りに思いました。」
満寿屋商店の十勝産小麦100%使用に近づくための一手として選ばれた『バターロール』。その後農家さんの協力もあり、小麦を十勝産に切替えて製法などを見直し、現在の『バターロール』になりました。
歴史を追ってみるとわかる、「シンプルだからこそ奥が深い商品」なのです・・・!
ボヌールマスヤでは1個52円で販売しております!非常にお手軽なお値段です。
是非買ったその日にそのままかぶりついて、ふんわり包み込んでくれるようなやさしい香りと甘さに癒されてください。