満寿屋パン MASUYA scince 1950

2019/11/29

小麦畑のパートナーシップ2020について

小麦畑のパートナーシップ2020について

大変長らくお待たせいたしました。
今年度の小麦畑パートナーシップについてご案内ができるようになりました。

前回参加の皆様には大変ご心配をおかけしまして申し訳ございません。

十勝の小麦畑全体を、今後は様々な農家さんやグループを紹介していきたいと思います。

今回はクリスマスのシュトーレンの発送まで時間がなく、また発酵など製造技術を多分に必要とするため、期間限定販売本日11月29日から12月11日(水)もしくは限定数(約60個のみ)に達した時点で受付終了とさせて頂きます。

また、例年はネットのみでのご紹介だけだったのですが、今年は東京の店頭案内でパンフをお配りしてご案内いたします。

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上のコラムでもあるとおり、パン用小麦(強力粉)としての”キタノカオリ”は、十勝産小麦の価値を高める可能性のある農作物として農家さんからも期待されていました。その「豊かな香り、モチモチ感」は未だどの品種も追いつけない非常に有望な品種として、これからの十勝を引っ張る潜在能力を持っています。

ただ、育成、特に収穫時期の雨による影響が大きく、農家さんにとって経済農産物である小麦としては栽培するリスクが高く、2年不作が続いたという事で、去年から著しく作付け面積が減りました。恐らく単一でキタノカオリとして出回る小麦粉が相当手に入りにくくなっているぐらい、非常に貴重な小麦粉となってしまいました。

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これは弊社にとってだけでなく、十勝の農家さんにとっても「農作物の価値を高める」品種を失う事になり、これからTPPなど外国産が多く入ってくる環境下にあっては、更に国全体の食料自給率を下げる事に繋がりかねません。たかが1品種ですが、1品種でも守りたい、そういう想いがあります。

弊社は十勝のパン屋です。十勝のパン屋として、パンを作って十勝の小麦を守っていこうと思います。

パンが売れればそれだけ十勝の小麦畑がサポートされます。美味しくて価値があり、小麦畑や農家さんの顔が感じられるようなパンをこれからも提供していきます。

※今回十勝の幅広い農家さんに製造や取材協力をして頂きますが、最初からの音更町三浦農場さん、本別町前田農産さん、芽室町佐藤さんには引き続き小麦の提供などをして頂きます。ありがとうございます。

Wheat Reports by Farmers

農家さんからのレポート